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大久野島


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場  所 広島県竹原市忠海町大久野島 [ 地図でさがす ]
料  金 入場料/無料
駐車場/島内の車走行禁止。車は忠海港の駐車場を利用のこと。
その他 
おでかけした日 2015年4月11日
ホームページ 休暇村大久野島のホームページ
うさぎの楽園
周辺の見どころ 
大久野島は、竹原市忠海町の沖合に浮かぶ、周囲約4kmほどの小さな島。
現在は、瀬戸内海国立公園となっており「うさぎの島」として人気だが、戦時中には毒ガス工場が建設され、毒ガスの製造を行なっていたという過去を持つ。
大久野島に渡るには、忠海港からの船を利用する。
船には「フェリー」と「客船」があるが、大久野島は一般車両の走行禁止なので、自家用車で訪れる場合は、忠海港の駐車場に車を置いて船に乗船。(駐車場代は無料)
この日は、行きはフェリー、帰りは客船に乗ったが、フェリー内は広く、このようなスペースもあるので、じっとしていない幼児がいる場合は便利かな。
客船はかなり小さい。
まぁ、どちらにしても、島までは10分程度なので時間のあう船に乗ればよいと思う。
乗車券はフェリー、客船共通。
こちら、大久野島の第二桟橋。

第二桟橋から休暇村大久野島へは無料のバスが出ており、誰でも乗車可能。
乗っている間、運転手さんが大久野島について説明もしてくれる。
ただし、休暇村までは歩いても15分程度で行けるので、バスに乗るかどうかは好みで。
休暇村大久野島は、宿泊も出来る施設。
島内には、民家や店はないので、昼食などは休暇村の中でとるか、島に渡る前に準備しておくこと。
島のうさぎは、現在700羽程度ということ。
いたるところでうさぎは見られるが、一番たくさん見られるのが、この休暇村の芝生広場。
ここのうさぎは野生とはいっても、かなり人慣れしており、人を見るとすぐに寄ってくる。
追いかけまわしたり、抱っこはダメとのこと。
また、うさぎの交通事故を防ぐために、大久野島休暇村の玄関付近や道路でのえさやりは禁止。
子うさぎなどもいて、とてもかわいらしい。
うさぎ自身が人間に危害を加えるということはないが、とにかく手に持っているものもかじられるので、荷物はリュックなどに入れるのがいいかな。

触ったり、なでたりも出来るが、うさぎの方はあまり触られたくはないようだ(^^ゞ
口元に手を持っていくと、えさと誤って噛まれることがあるので注意。
えさは、休暇村の1階でラビットフード1カップ100円で販売している。
我が家は、えさとしてキャベツ1玉を家から持参。人参やラビットフード持参の人もいる。
ただし、野菜でも、玉ねぎ、ねぎ、ニラ、ピーマンなどの野菜はあげてはいけないとのこと。
おもしろがって、お菓子類を与えるのもダメ。
島内にはたくさんのうさぎが生息しているが、この始まりは、小学校で飼育されていた8匹のうさぎ島に放たれ、野生化したものと言われている。
うさぎは「アナウサギ」という種類とのこと。
白いうさぎというのは見当たらず(この日も真っ白いうさぎを見たのは1匹のみ)、茶系が多い。
なかには、こんなはっきりツートンカラーの子(^^ゞ

模様もいろいろなら、いろんな格好も見られる。中には野生を忘れた?という寝相のうさぎも。

島内のいたるところに水飲み用の洗面器が設置されている。
水がなくなっていたら、補充してあげるといいらしい。
島自体は周囲4kmくらいの小さな島なので、ぜひのんびりと歩いて散策したい。
島内のあちこちに、砲火台や武器の貯蔵庫など、戦時中の面影を残す遺跡がある。

施設としては「大久野島ビジターセンター」や「毒ガス資料館」がある。
ビジターセンターは、大久野島の自然環境などを展示しており、木製の館内は木のいい香りがした。入館料は無料。
ビジターセンター前にあるうさぎの耳?
耳にあてると、波の音が聞こえる(^^ゞ
「毒ガス資料館」は入館料100円。
毒ガス製造の様子、毒ガスの影響を受けた人たちの悲惨な状況など、今まで全く知らなかったこの島の過去を少し知る事ができた。
徒歩でも充分歩いて回れるが、休暇村では自転車も借りれる。(子供用自転車もあり)
電動スクーターなどもレンタル出来るらしい。
坂道も多いので便利かもしれない。
島内を周回するのは自転車でまわれるが、展望台や灯台に行きたい場合は徒歩で。
灯台に行くにはこのような道もあるのでベビーカーは無理かな。

灯台付近から見た海の景色。
海はとてもきれいだ。
展望台や灯台に行くには、山の中を歩くようになるが、そんな山の中でもうさぎがいるのでびっくり。
こういうところでは、えさも少ないのか、人を見ると走って寄ってくるのがかわいらしい。
展望台は、標高100mほどの高さにある。
歩いてあがっても片道20分程度かな。
山頂からは、瀬戸内の島と綺麗な海が見渡せ、なかなか景色はいい。
島内には、毒ガス貯蔵庫跡や砲台跡など、戦時中のこの島を伝えるものが多いが、毒ガスを作るために立てられた発電所跡のこの建物は不気味。
建物近くまで行く事はできるが、中に入るのは禁止。
島には海水浴場や屋外プール、キャンプ場などもある。
海にはゴミも見当たらず、とても美しい浜辺だった。
キャンプ場も海辺にある。
島内は車の走行不可とのことだが、「無料駐車場あり」ということは、キャンプの際は車の乗入れはいいのかな?
島内は、第一桟橋と第二桟橋があり。
第一桟橋には発券所がないので、前もって入船券は購入のこと。
この日の説明では、フェリーが第二桟橋、客船は第一桟橋から出るとのことだったが、どの船がどちらの桟橋から出るかは確認を。
島内に車がいないのもあり、危なくないのがいい。実にゆっくりした時間をすごせる。
ただ、いたるところに、うさぎの掘った穴があるので、つまずいて転ばないように注意。
また、うさぎがたくさんいるところには、糞もたくさんあるので、お弁当を食べるところは選んで(^_^;)
忠海港のすぐ近くには、アオハタジャムの施設もあるので、時間があればここに立ち寄るのもよいかも。
(工場見学、ジャム作り体験ともに完全予約制)