HOME > 地域から探す > 西区 > 広島市水産振興センター

広島市水産振興センター

場  所 広島市西区商工センター8丁目5番1号 [ 地図でさがす ]
料  金 入館料/無料
駐車場/無料
その他 開館日は原則平日のみ。 第3日曜日以外の土日、祝日は休みなので注意。
おでかけした日 2013年3月17日
ホームページ 広島市水産振興センターのホームページ
周辺の見どころ ★ 広島市西部リサイクルプラザ
広島市水産振興センターは、広島市域における水産業の振興を目的とした施設。
水産に関する知識や情報を市民に知ってもらうため、「魚と漁業の資料展示室」として施設の一般公開をしている。
展示室には「第一展示室」と「第二展示室」がある。
玄関をくぐってすぐ左手の奥に「第一展示室」がある。
第一展示室では、マダイなど瀬戸内海に住む魚たちが見れる大きい水槽がある。
また、水産振興センターで生まれたオコゼヤマコガレイなどの魚も展示されており、なかなかかわいらしい。
これは、ボタンを押すと、どんな魚が海のどの深さに住んでいるかわかる装置。

魚の展示だけでなく、昭和初期の漁具などの展示もある。
これは、広島かきの生産から出荷までの流れを模型化したもの。
施設自体が古いのか、多少写真やパネルに色あせた感じはあるものの、魚に興味があれば、内容としてはおもしろい。
また想像していたよりも意外と中は広い。
「第二展示室」はこじんまりとして部屋で、こちらには、身近に見られる淡水魚が展示されている。
身近に見られるかどうかはわからないが、入り口の一番目立つところには、大きなスッポンもいた(^^ゞ
夏になるとよく川に遊びに行く我が家としては、普通に「ゴリ」と呼んでいる魚にもいろんな種類があることや、今まで川で採ったことのある魚が、ドンコ、アカザ、ヨシノボリなどという名前なんだということがわかったりして楽しかった。

「展示室」は水族館といえるような規模ではもちろんなく、熱帯魚などの色鮮やかな魚もいない。
展示されている魚は地味な色のものばかりだけれど、「身近にいる」魚という部分で親近感があるし、魚好きな子や小学生の自由研究などの手助けによいかも、と思う。

また、この施設では、毎月第3日曜日に、小学校3~6年生の児童とその保護者の方を対象とした「海辺の教室」があるので参加してみるとよい。
今回のテーマは「魚の年齢」。
魚は、ウロコや耳石と呼ばれる器官で、魚はある程度の年齢が推測できるとのこと。
メバルとイシモチという魚の「耳石」を取り出して年齢を調べることに。

まず最初にプロジェクターを使って、魚の構造や魚の種類などの話を聞いたのだけれど...
何がイケてるって、魚の頭部の「耳石」を取り出す作業は、職員さんに煮付けにしてもらった魚を食べながら、というところ(^^ゞ
もともと、メバルの煮付けが大好きなうちの息子。
耳石を探すよりも、食べるように重きを置いているような...(^^ゞ
家族でメバルを食べながら、やっと見つけた耳石を光にかざして、年齢を推測中。
ウロコは顕微鏡で観察。
取り出した耳石は、こんなふうにちゃんと紙に貼っておみやげとしてもらえる。
こんな「食べながら」の教室なので、堅苦しさがなく、とても楽しかった。
「海辺の教室」の様子は、水産振興センターのホームページでも見ることが出来るので参考にするとよい。
今回は「魚の年齢」だったが、「チリメンモンスター」「海辺の生き物」「メダカの育て方」「魚の体」「プランクトン」「海の珍味を食べよう」など、毎月、いろんなテーマで開催されているようだ。
「海辺の教室」には申し込みが必要だが、先着順のためすぐにいっぱいになるので早めの申し込みを。

また「海辺の教室」のほか、「漁業フェスティバル」や「水産まつり」などの催し物もあるみたい。
11月~3月の時期には、小中学校や子ども会などの団体を対象に、かき打ち体験なども出来るようなのでホームページを参考にするとよい。

開館日は原則平日のみなので注意。午前8時半~午後5時まで。
駐車場は無料。(20台程度)
広島市西部リサイクルプラザもすぐ近くにあるので、寄ってみるとよい。